好きな人から「顔、赤くない?」と言われると、返事より先に「好意がばれたかもしれない」と気になることがあります。否定するほど注目されそうで、その場から離れたくなる人もいるでしょう。
そんなときは、赤くなった理由を詳しく説明する必要はありません。「赤くなってるね。今は気にせず話したいな」と短く返してもよいですし、触れてほしくなければ、その希望を伝えてかまいません。赤面を指摘されたことと、恋愛感情を打ち明けることは、別々に扱えます。
僕は、顔の赤さを隠せたかより、自分が話したい内容や守りたい範囲を選べたかを大切にしたいです。この記事では赤面を治す方法ではなく、顔の赤さが話題になった場面で、自分を追い込まない返事と線引きを考えます。
赤面症で恋愛がつらいとき、理由をすべて説明しなくてよい
「顔が赤い」と「好きなんだね」は同じ質問ではありません
「赤面症 恋愛」と検索していても、実際の困り事は「好きな人に顔の変化を見られたくない」「その場で気持ちを聞き出されたくない」かもしれません。まずは、赤くなること自体と、それを人に話題にされることを分けてみます。ここでは赤面症という検索語を使いますが、顔が赤くなるという情報だけで何かを診断するものではありません。
例えば、二人で昼食を取っているときに「顔が赤いよ」と言われた場面です。その言葉だけなら、見た様子についての一言です。そこから自分で「好きなのを隠さなきゃ」と急いで弁明し始めると、聞かれていない気持ちまで説明することになります。
相手の意図をその場で解き明かすより、実際に言われた範囲へ返すほうが、返事を選びやすくなります。心配されたなら体調について答え、好意を尋ねられたなら答えるかどうかを選ぶ、という分け方です。
- 顔の赤さだけを指摘されたら、理由まで付け足さない。
- 「大丈夫?」と聞かれたら、今の体調について必要なことを答える。
- 「僕のこと好きなの?」と聞かれても、その場で結論を出す義務はない。
これは隠し事のための駆け引きではありません。自分の気持ちを、いつ、どこまで話すか決めるための整理です。
話してよい範囲を、短い言葉で用意します
赤面について触れられるたびに、緊張しやすい性格や過去の失敗を説明する必要はありません。伝えるとしても「顔のことを言われると、ちょっと困るんです」までで十分な場面があります。
ここでの目安は、最初の返事を一文か二文に収めることです。これは赤面を抑える数値ではなく、話す範囲を自分で選ぶための目安です。長く説明したいなら後で話せます。最初からすべてを話さなくても、相手を拒絶したことにはなりません。
「赤くなる自分は恋愛に向いていない」とまで考えてしまう場合は、恋愛で最悪の結論に飛ばない考え方も参考になります。この記事で決めるのは性格の評価ではなく、次に顔のことを言われたときの返事です。
「顔が赤いよ」と言われたら、心配とからかいで返事を分ける
心配されているときは、今してほしいことを添えます
相手が体調を気にしているなら、平気なふりを続けるより、今の状態に合う言葉を選びます。本当に体調が悪いときまで「緊張しているだけ」と決めつける必要はありません。
一方、体調に問題がなく、顔のことを話題にしたくない場合は、そのまま伝えてよいでしょう。以下は使い方を考えるための会話例です。自分の状態と違う理由を、取り繕うために使わないことが大切です。
- 体調は大丈夫な場合は「ありがとう。体調は大丈夫だよ」と返す。
- 休みたい場合は「少し休みたいから、いったん座ろう」と希望を伝える。
- 話題にされたくない場合は「顔のことは気にせず、話を続けてもらえると助かる」と添える。
「大丈夫」の後に何度も大丈夫か聞かれて困るなら、「気遣ってくれてありがとう。必要になったら僕から言うね」と区切れます。安心させるための説明を際限なく追加するより、必要なときに伝える約束にする形です。
好意を探られても、嘘の理由で埋めなくてかまいません
「好きだから赤くなったの?」と聞かれた場合、否定するか告白するかの二択にしなくてよいです。「その話は、今ここでは答えにくいな」と保留できます。特に周りに人がいる場面では、二人の気持ちを人前で説明しない選択ができます。
好きな相手を傷つけたくなくて、「誰が相手でも同じだから」と強く打ち消したくなるかもしれません。しかし、それが本心でなければ、後から言い直す負担も残ります。理由を作るより、今は答えないという自分の都合を伝えるほうが、言葉を整理できます。
例えば「今は急に聞かれると困るから、その話はまたにしたい」と返します。ただし「また」と約束したくなければ、「ここでは話したくない」で止めてかまいません。返事は相手に好かれるための正解ではなく、自分の意思を伝える道具です。
一度答えたら、元の用件へ戻してよいです
短く返した後に何を話すか分からないなら、新しい話題を急いで探す必要はありません。「それで、さっきの予定の話だけど」と、途中だった内容へ戻します。食事中なら注文の相談、帰り道なら次の分かれ道など、今二人で扱っていたことを使えます。
顔の話題を終わらせるために、ずっと笑い続けたり、大げさに自分をネタにしたりする必要もありません。笑えない日は普通の声で返してよいです。少し間が空いても、説明が足りなかった証拠にはなりません。
人前で赤面をからかわれたとき、笑って引き受けなくてよい
「何をやめてほしいか」を一つに絞ります
二人のときは気にならなくても、友人の前で「また赤くなってる」と言われるのは嫌だ、ということもあるでしょう。その違いを、自分のわがままとして片づけなくてかまいません。顔の変化そのものより、人前で注目を集められることが困り事なら、そこを具体的に伝えます。
相手の性格を責める言い方より、「みんなの前で顔のことを言うのはやめてほしい」と行動を指定します。「分かってほしい」だけでは、何を変えてほしいのか伝わりにくいからです。
- 一度だけ触れられた場面では「その話は、ちょっと恥ずかしいからここまでにしよう」と区切る。
- 人前で繰り返される場面では「みんなの前で顔のことを言われるのは嫌なんだ」と伝える。
- やめてほしいと伝えた後も続く場合は「さっきも伝えたけど、その話はやめてほしい」と繰り返す。
この順番を必ず踏む必要はありません。最初からはっきり伝えてよいですし、その場で言えなければ後で伝えてもよいです。言えなかったことを理由に、自分もからかいを認めたのだと考える必要はありません。
伝えても続くときは、その場を離れる選択を持ちます
「冗談なのに」と返されたら、冗談かどうかの議論に入らず、「冗談でも、僕はその話を続けたくない」と希望を伝えられます。相手に悪意があったかを証明しなくても、不快な話題を終えてほしいとは言えます。
それでも続くなら、「この話が続くなら、今日は先に帰るね」と伝えて席を離れる選択もあります。相手を試すための宣言にせず、自分が実際に取れる行動だけを言います。帰れない場面なら、いったん別の用事へ移るなど、その場の条件に合わせて考えてください。
好きな人だからといって、嫌な扱いを引き受け続ける必要はありません。関係を考える材料は、顔が赤くなった自分の見栄えだけではなく、嫌だと伝えた後にどのようなやり取りができるかにもあります。
帰宅後に「もっと上手に返せばよかった」と責め続けるときは、恋愛の失敗で自分を責めるときのセルフコンパッションを参考にしてみてください。一言で境界を伝えられなかった日にも、自分の希望は残っています。
よくある質問
赤くなったら、先に「ごめん」と謝ったほうがよいですか?
顔が赤くなったこと自体について、謝る必要はありません。「変でごめんね」と先回りすると、本当は言いたくなかった自己評価まで口にすることになります。
もし途中で席を外して相手を待たせたなら、「待ってくれてありがとう」と、その出来事に合う言葉を選べます。顔の状態と、予定の変更などで相手に伝える必要があることを分けると、謝るかどうかも考えやすくなります。
「緊張している」と正直に伝えてもよいですか?
自分がそう感じていて、伝えたいならかまいません。「ちょっと緊張してるんだ」で止めてもよいです。その一言に、好きになった理由や今後の関係への希望まで添える必要はありません。
ただし、伝えたから相手が好意的に受け止める、という保証はありません。印象を操作するための言葉として使うより、「今の自分の状態を、この人には少し伝えたいか」で選んでみてください。
気持ちを伝える日は、赤くならなくなるまで待つべきですか?
赤くならないことを、気持ちを伝える必須条件にしなくてよいです。ただ、困っている最中に勢いで告白する必要もありません。相手が話を聞ける状況か、自分が伝えたい内容を言葉にできているかを別に考えます。
例えば、人前で好意を探られた場面はいったん断り、後で二人で話せるときに自分から伝える選択もあります。「赤面がばれたから答える」ではなく、自分が話したい時点を選んでよいのです。
まとめと今日できる一歩
顔の赤さと、話す範囲を分けて考えます
好きな人の前で顔が赤くなると、その理由まで説明しなければならない気がするかもしれません。でも、体調への気遣いに答えること、好意を話すこと、からかいを断ることは、それぞれ別の判断です。
僕は、赤面した自分を取り消そうとするより、「今はどこまで話したいか」を大切にしたいです。短く返す、話を戻す、触れないでほしいと頼む。どれも、その場の自分が選んでよい返事です。
次に使う一文だけを決めておきます
今日できる一歩は、顔のことを言われたときの返事を一つ選び、手元に書くことです。全部を覚える必要はありません。心配されることが多いなら「ありがとう。必要なら僕から言うね」、からかいが嫌なら「顔のことは話題にしないでほしい」と、自分の困り事に合う一文にします。
書いた言葉を見て、普段の自分が言える長さか確かめてください。上手に言おうとするより、伝えたい範囲が入っていれば十分です。次の恋愛の場面に持っていくのは、赤くならない約束ではなく、自分で選んだ返事でかまいません。